【vol.32】写真と体験がつなぐ、子どもたちの「次の一歩」

今回は、アプラックが「日曜写真館」やイベントでお世話になっている、フォトグラファー/写真体験プランナーの「黒崎さん」に文章をお寄せいただきました。
写真やさまざまな体験を通して、子どもたちの「やってみたい」を応援する想いをご紹介します。


いつもお世話になっております。フォトグラファー/写真体験プランナーの黒崎です。

私とアプラックの出会いは、2024年7月18日に真岡まちづくりプロジェクトが開催した「100人の一歩会議」でした。

その後、2025年3月に松本先生のプロフィール撮影をご依頼いただき、同年6月には「レモネードスタンダード」のアプラックブースで初めて出店させていただきました。その経験から、現在の活動の一つである「手作りプリクラ」も生まれました。今では、アプラック真岡東校の教室を使い、月に一度「日曜写真館」を開いています。


初めて教室の様子を見たとき、私が想像していた堅苦しい塾とはまったく違うことに驚きました。生徒も先生ものびのびと過ごし、距離が近く、勉強だけでなく日々の出来事や将来についても話しやすい空気がありました。


私がアプラックで、写真やさまざまな体験を通して子どもたちの興味を広げたいと考える背景には、自分自身の人生を変えた一つの出会いがあります。

私が写真の道へ進む大きなきっかけとなったのは、大学生の頃に出会った写真家・近藤大真さんの存在です。

世界一周をはじめ、さまざまな場所を訪れてきた近藤さんの話を聞く中で、私自身の世界の見え方も大きく変わりました。それまで何気なく見ていた景色まで違って見えるようになり、日々の中で新しいものを見つけることが楽しくなりました。その出会いをきっかけに、カメラや写真に対する熱量も一気に高まり、写真の世界へ進む決意につながりました。


一つの出会いや体験によって、見える世界やその後の人生が変わることがあります。私自身がそのことを経験したからこそ、今度は自分が、子どもたちにとって新しい興味や次の一歩が生まれるきっかけをつくる側になりたいと思っています。


私は、写真を撮って記録するだけでなく、その場にいる人たちと一緒に楽しみ、新しい体験そのものをつくることも大切にしています。

今年8月には、1泊2日の「なかがわお泊まり大冒険」に参加し、写真を撮りながら子どもたちと一緒に過ごしました。

その中で私が企画したのが、自宅で育てたスイカを使ったスイカ割りです。割ってみると、中から出てきたのは黄色い果肉。黄色いスイカを初めて見た、初めて食べたという子もいて、「おいしい」と喜んでもらえました。身近な体験でも、誰かにとっては新しい世界に触れるきっかけになるのだと感じました。

子どもたちと一緒に過ごす中で、2日目には「一緒に見て回ろうよ」と声をかけてくれたり、私のあだ名を考えてくれたりと、少しずつ距離が縮まっていきました。写真は出来事を記録するだけではなく、人と人との間に会話を生み、関係をつくるきっかけにもなるのだと、改めて感じた2日間でした。


私は、何かの科目を教える専門の先生ではありません。それでも、写真やさまざまな体験を通して、子どもたちが自分の「好き」や興味に気づき、それをさらに深めていくための手助けはできると思っています。

写真や表現という学びの入り口を通して、子どもたちが「こんなこともやってみたい」と思える、新しい選択肢を届けられる存在になりたいです。


同じ場所を見ても、撮る人によって写真はまったく違います。誰かの写真を見ることで、「こんな見方もあるんだ」と、自分にはなかった視点に出会うこともできます。写真には一つの正解がないからこそ、自分なりの見方を見つけ、それを表現する楽しさがあります。

撮影した写真を見た子どもが、「もっと撮ってほしい」「今度はこうやって撮りたい」と、新しい考えを話してくれることがあります。普段はなかなか撮らせてくれない表情が写っている写真を見て、保護者の方が嬉しそうにしている姿も印象に残っています。


私が特に大切にしているのは、撮影した写真をあとから見返す時間です。

写真は、撮った瞬間や渡した瞬間で終わるものではありません。あとから見返すことで、その日の会話や空気、気持ちがよみがえり、家族の新しい会話や「次はこんなことをしてみたい」という発想が生まれます。見返す時間が、次の体験や人とのつながりを生む大切なパイプになるのだと思います。

写真を見返したときに生まれる「次はこうしてみたい」という気持ちを、そのままにせず、次の一歩につなげてほしいと思っています。

挑戦して思うような結果にならなかったとしても、挑戦した時点で半分は成功だと私は思っています。何もしなかったときよりも、そこから気づきや経験を得て、一歩前へ進んでいるからです。子どもたちにも、興味を持ったことについて自分なりに考え、怖さがあっても、まずは小さな一歩を踏み出してほしいです。


これから「日曜写真館」を、特別な日のためだけではなく、「今の自分たちを残したい」と思ったときに気軽に立ち寄れる、もっと身近な場所にしていきたいと考えています。

アプラックは、私にとって仕事で関わる場所であるだけでなく、新しい挑戦や視点を与えてくれる伴走者であり、人と人とのつながりが生まれる場所でもあります。

写真を撮る時間も、見返す時間も、すべてが思い出になるように。そして、その思い出が次の一歩につながるように。これからもアプラックの一員として、写真を通した新しい体験を、子どもたちや地域の皆さんと一緒につくっていきたいです。


黒崎さんの今後の予定

手作りプリクラ、10月18日(日)10:00〜15:00、場所、石橋にぎわい広場(石橋まちなか賑わい祭)
https://ishibashi-shokokai.com/event/5502/

次回の日曜写真館、10月25日(日)15:30〜、場所:真岡東校舎
https://share.google/qQWRCWtutJy56WOXx



⬇︎黒崎さんの公式LINEはこちら⬇︎
お問い合わせは公式LINEからお願いいたします。
https://line.me/R/ti/p/@811kuirl

⬇︎黒崎さんのインスタグラムはこちら⬇︎
https://www.instagram.com/tomo___photo?stkn=MWt4YnhpazgyZWRvcg==

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